独身看護師には理解されにくい!?
看護師は女性がほとんどを占めています。いずれは結婚・出産を経験するでしょう。出産しても看護師を続けたいと思っている人は多いです。
しかし実際は復帰したくても環境や病院との条件が合わず、働きたいけど、子供が小さい内うちは働けないという看護師さんが多いんです。
今出産後に復帰した現役看護師さんは、どのような環境で働いているのでしょうか?
働いている間子供は?
協力してくれる人は?
子供が体調崩したら?
ママ看護師の疑問や不安はたくさんあると思います。
このサイトでは仕事と育児の両立をされているママ看護師さんの話しを紹介しています。
28歳、看護師7年目です。整形外科で3年間働いた後退職し、転職先の呼吸器内科で4年働いています。
ママ看護師は助かる院内託児所
託児所は病院にあるので、申し込みをすれば勤務時間内は預かってもらうことができます。系列の保育園などはないので、保育園への入園は各自で行う必要があります。夜勤勤務もお願いされる
病院側からは夜勤をしてほしいと何度もいわれました。病院内の託児所は週に3回夜勤保育を行っており、深夜の1:30まで預かってもらうことができます。そのため準夜勤の間も子どもをみてもらうことができます。早番・遅番もできれば入るように言われますが、早番のときは預けておくことができないので家族に協力してもらう必要があります。我が家は、早番のため私が5時頃出勤してしまうので、旦那が朝食を食べさせて出勤前に託児所に預けにきてくれます。子供の急な体調不良に対応
子どもの急な体調不良の為、朝に病棟に電話を入れてお休みをもらうことはできます。勤務の途中でも発熱や嘔吐があれば託児所からお迎えの呼び出しがあるため、急に早退することもできます。もちろん欠勤扱いですが。職場の理解は良く、働きやすい
師長や子育て中のママ看護師さんなどをはじめほとんどの人が理解があり、申し訳ない気持ちの私に「子どもさんお大事に」などと声をかけてくれたり、残っている私の仕事を引き継いでくれたりするので、理解のある、本当にいい職場だと思います。しかし中には露骨に嫌な顔をしたり嫌味を言うスタッフもいます。そういう人は独身だったり、子育てを終えてからだいぶ時間が経っているような人が多いです。休みの希望は前月の中旬までに師長に提出すれば取ることができます。しかし1カ月に4回までという決まりがあるので、子どもの用事などでどうしても休まなければならないときは理由を添えて直接師長と相談することになります。
ママ看護師同士の情報交換や利用できる制度を理解しておく
子育てしながら働く為には、まず職場で受けられることは積極的に利用します。労働者の権利として守られていることもあるので、そのような知識をつけることが必要です。また地域の交流を大切にし、働くママさんとの情報交換や助け合いを大切にすると良いと思います。
働きながら子育てをするのは簡単なことじゃありません。1人で頑張りすぎてママが倒れてしまわないよう、いろんな人に頼り協力しながらママさんナースを続けてください。
子どもさんも働くママの姿をかっこいいと感じてくれる日がきっと来ると思います。